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現場施工日記
アーキレーベルクオリティ
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赤い秘密・・・③

いつのまにか・・・
うららかな春から、初夏の気配も感じられるようになった今日この頃。
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若葉やお花など、目に映る景色が色とりどりで、癒されることも多いですよね。

そんな情緒があふれる季節感とは、あまり関係ありませんが・・・
ここ新潟市中央区の現場では・・・

既存住宅の解体工事を行っております。
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秋からの着工に向けて、これから(少しずつですが)進めていきます。

一方、ところ変わって、新潟市北区の現場では・・・
内装工事の真只中です。
こちらは床にフローリングを張る前に、石膏ボードで捨張りをしています。
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ちなみに・・・
『石膏ボード』と言っても色々ありまして、こちらはよく使われている表面が『黄色』っぽいやつ。

そして、こちらが脱衣室などの湿気が多い部屋で使われる『シージング石膏ボード(防水ボード)』。
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原紙と芯の石膏に防水処理を施しており、表面はご覧の通りの『緑色』です。

その他にも・・・
(強度が要求される部位に使用される)表面が『グレイ』っぽい『硬質石膏ボード』もありますが・・・
アーキレーベルの標準仕様は、この『赤い(実際はピンク)』石膏ボードです。
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その名も『ハイクリンボード』!!
普通の石膏ボードとどう違うのか、一言でいえば・・・
「お部屋の空気をきれいにしてくれます。」
この『ハイクリンボード』は、従来の石膏ボードの中にホルムアルデヒド分解剤を混入して製造した製品で・・・
空気中のホルムアルデヒドを吸収・分解して、ホルムアルデヒド濃度を低減してくれる石膏ボードなのです。

しかし・・・
「ホルムアルデヒドって、ぷっ・・・。いったい、いつの時代の話をしているんだよ?」って思われそうなくらい、最近では『F☆☆☆☆』の建材が普及しているので、シックハウスで悩む人は少なくなったと言われていますが・・・
それでもいまだに、きれいな空気環境、健康にこだわっています。
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その理由のひとつに、ホルムアルデヒドの『室内濃度の上昇』があります。
その濃度が上がる要因として・・・
①F☆☆☆☆の建材でも、室内温度の上昇で放散量は急激に増加します。
②居住後に運び込まれる家具は規制対象外で、室内のホルムアルデヒド濃度を上昇させます。

以上のことが考えられるので、『ハイクリンボード』は欠かせません。
ちなみに、吸収されたホルムアルデヒドは、ハイクリンボードに吸収されると、ボード内に含まれる化学物質により分解され、無害な物質と水(H2O)になり、再放出されませんし・・・
エアコンや空気清浄機などと違い、ランニングコストがかかりません。

このように石膏ボードは、用途に合わせてそれぞれ使い分けられます。
もう一度言いますが、これがアーキレーベルの『標準仕様』です!