通気の行方・・・③

「いつも眠そうな顔して。もっと早く寝たら?」
「いや、別に眠くねえけど。もともと、こういう顔だし・・・」
最近、そんな『とある夫婦の老後』のような会話が多いなと思っていたら・・・

はは~ん、なるほど・・・
春は眠気を誘いますね。
(いや、本当に眠くないです。こういう顔なんですって!!)

そんな春の陽気がうれしい、新潟市中央区の現場では・・・

板金屋さんより一足早く、大工が木製サイディングを張っています。

もちろん、いくら木製でも裏側には通気層を確保。

そして、下から上へ上った空気は、軒天内に入り・・・

そこからまた、外壁側の通気層を上って・・・
最終的にはパラペットの天端から排気されます。

その他にも・・・
通気を確保しながら排水もできるように、色々と考えているのですが・・・

そのために使う材料のひとつが、これ!

初めて見る方もいると思いますが、『水抜き部材』と言います。

どういう風に使うのかといいますと・・・

こんな風にサッシの上端に貼り付けて、ここから水を抜くようにします。

と書くと、あたかも相当量の水が侵入しそうな感じがしますが・・・
実際はそんなに水は入らない(はず)です。
あくまでも・・・
理屈上は「入ってもここから抜けるから大丈夫!」ということです。

その他には、この『傾斜パイプ』があります。

これは、『換気フードの取付』や『エアコンの冷媒管』用の壁貫通パイプとして使います。

パイプ自体に2%の水勾配がついているので・・・
もし雨水がパイプ内に吹き込んだとしても、自然に外部へと排水されます。
また、角型フランジの縁を防水テープで貼ることにより、壁体内への水漏れを防ぎます。
(ただし、両サイドと上端の三方だけを貼って、下端は水抜きのため貼りません。)

こんな感じで・・・
アーキレーベルの現場は、結構な期間、外壁下地のままなので・・・
多分周りからは、いつまでも外壁を貼らない『呑気な会社』とか『段取りの悪い会社』って思われているかもしれませんが・・・
これがアーキレーベルのスタンダードです。

もちろん、早くて品質も良ければ、それにこしたことはありませんが・・・
いくら早くても、品質に難があるとしたら・・・
私は迷わず『品質』を取ります。

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