Instagram
facebook
threads
pintrest

現場施工日記
アーキレーベルクオリティ
BLOG

タイミングは『今』です・・・

もうとっくに梅雨入りした新潟ですが・・・
今日はご覧の通りの快晴です。

こんな日にしか、できないことと言えば・・・

一発仕上げの『土間コンクリート』打設です。

打設前に、たっぷりと散水してから・・・
ポンプ車で端から順に、少しずつ打っていきます。

と言っても・・・
早く仕上り具合を見たくて、ウズウズしているのですが・・・
ジッと我慢です。

最後の車両で生コンを調整して打ち終わり、ようやく全貌が見えてきました。

しかし、ここで終わると、『均し』で終わってしまうので・・・
まだ最後の大仕事が残っています。

それは、この『金ゴテ押え』です。

ほどよい感じに、表面の水が引いてきたところで・・・
左官屋さんが一斉に動き出します。

そうです。
押えのタイミングは『今』なのです!

表面を上から力を込めて金ゴテで押えることによって・・・
ツッルツルのピッカピカなコンクリート面になります。

しかし、ここまでは、プロの左官屋なら誰でもできます。

自分で言ってしまうのも、どうかとは思いますが・・・
弊社の真骨頂は、この絶妙なライン。

そう、この『水勾配』なのです。

それにしても・・・
今回の勾配には、最後まで悩まされました。

まず一点は・・・
間口の左右で300㎜以上の高低差。
(まあ、よくある程度なので、問題なし。)

次に・・・
建物と道路境界線が平行ではなく、斜めになっている。
(少し厄介だけど、長方形の敷地なんて何処にもないから大丈夫。)

そして、最後の難関がこの・・・
ポーチ前にある乗入用境界ブロックの高低差です。

新潟市により、乗入の切下げ幅は6m以内と決められているので・・・
玄関アプローチの正面がこんなことに。

それらをすべて、見事に収めたという・・・
『自画自賛』の一日でした。