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現場施工日記
アーキレーベルクオリティ
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いろいろ新しくなりました…③

気が付けば…
7月ももう最終日!
今日も相変わらず、真夏日が続いています。

本日いよいよ土台を敷きますが、その前に…
いつものように柿渋を塗っています。

この柿渋だけでも、それなりの効果はあるのですが…

今回からは基礎天端に『防蟻シート』を敷込むことにしました。

ベタ基礎の外周部にこれを敷くことで…
地中から上がってくるシロアリの侵入を防ぎます。

材質は薬剤を混入したEVA樹脂を使用しており、厚みは0.5㎜と厚く防蟻性を高めています。
防湿性能もあるようですが…
(樹脂製ですからね…)
そこまでの機能は求めていません。
(基礎天端からの湿気は、基礎パッキン工法なので対応できてますから…)

そして、『防蟻シート』を敷き終えると、柱脚金物を据付けるのですが…

注目すべきは、ドリフトピンの穴の数!
今までは2本だったのですが、Ver.2からはこのように3本になりました。

中には、こんなに5本もあいているものもあるのですが…

変わったのは、穴の数だけではありません。

実は…
ドリフトピンの太さが、φ20㎜からφ16㎜へと細くなったのです。

並べてみると、その太さの違いは一目瞭然です。
(けど、数が増えて、明らかに打ち込む手間が増えるなぁ…)

そして、柱脚金物の変更点で最大の目玉は…
何といっても、この『ハイブリッドナット』でしょう。
(実は、2011年12月1日以降から出荷されていましたが…)

この『ハイブリッドナット』は、緩み止め効果のある皿バネを一体化したナットで…
自動車等の部品としての実績があります。
このナットを採用することにより、今までのようなダブルナットが必要なくなりました。

それと同時に、更なる施工性の改善を求めて…
アンカーボルト専用レンチを購入しました。

このレンチは柱脚金物の形状に合わせた専用設計で…

このような通常部分では45度以上も締め付けることができ…

このような場合は、普通のメガネレンチでも問題ないのですが…

中には、このように土台アンカーボルトと近接する場合があります。

しかし、そんな所でも、このレンチを使えば30度以上の締め付けが可能となります。

今までは…
以前から使っていた市販のM20用(30㎜)のメガネレンチがあったので、買う気がしなかったのですが…

う~ん…、楽!
もっと早く買っていればよかった…